802: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/02/22(水) 00:46:08.65 ID:U6AGq3Gj0
ハンターも、パラノイアとの戦いがいつ起こるかわからない。そのギリギリの状況にあることは、百戦錬磨である彼がわからないはずもない。探索組の制圧補助をしなが、傍ら行っている物資探索は、有効な武器がないかという側面が大きい。その結果、昨日はのこぎり状になった円盤状の刃を見つけて回収している。どうやら、彼はその部分で今、運がある状態のようだ。
「…なんだこりゃ?」
防衛軍か警察隊が、恐らくゾンビと小規模に交戦したであろう地域の中で、どこか見覚えのあるものが転がっていた。タンクに、射出口が点いたもの。平山のブラストシューターと類似している。だが、参考にしたものがあったとしても、彼女の自作武器である以上、同じものはない。それに、彼が今いる場所は、拠点の未探索地域。誰も踏み入れていないエリアなのだ。
803:手帳にメモ書きがある ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/02/22(水) 01:11:12.62 ID:U6AGq3Gj0
遠征隊は必要な設備等を運び出し、無事に帰路についた。後は何事もないことを祈るだけだ。
俺とフェアリーは、遠征隊が戻るまでの間に、こちらの方面へ今後移動する際の経路を確保しながら拠点に戻ることにする。まぁ、簡易的なものだからざっと5日間程度で済むだろう。
気がかりなのはもちろんパラノイアの件だが、俺達2人はいざとなれば飛んでいける。そこまでは影響はないはずだ。
804:トラックの中にメモ用紙が置かれている ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/02/22(水) 01:47:28.41 ID:U6AGq3Gj0
BAPの研究所の探索は完了。大体の設備は大丈夫だったみてぇだ。
俺も中に入ったが、普通に交戦した後があった。なのに傷一つねぇってのは不思議な話だな。
研究員の一人が言うには、考えられることとして破壊しないようプログラムがされてあって、アンドロイドは交戦時、意図的に外したんじゃねぇかってことだ。
805: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/02/22(水) 02:07:30.38 ID:U6AGq3Gj0
一ノ瀬DIARY Mar.19
警察署エリアの制圧は問題はないよ。研究所の人達から、井門さん達戻ったって言ってたから、この大変なのも今しばらくだけ。
でも、井門さんがいないから寂しい。いつもお話してくれてたし、井門さんもお兄ちゃんみたいだと思ってたから…。
806:ブレイクタイム ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/02/22(水) 02:29:03.82 ID:U6AGq3Gj0
【フェアリー2】
「ねー、来てた男の子なんていうの?」
「…勝のことか?」
807: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2017/02/22(水) 02:36:54.45 ID:U6AGq3Gj0
>>801
もうちょっとラフにしたいけどねぇ。
808:名無しNIPPER[sage]
2017/02/22(水) 02:41:42.54 ID:c5QsNjoc0
乙!
AIが組み上がるまではリモコン式とかで使いたい所だなぁ。視界共有ゴーグルも付ければ、隠れながら操作出来るだろうし
809:名無しNIPPER[sage]
2017/02/22(水) 17:58:37.99 ID:hJ1e3V0dO
しれっと井門が放浪者呼び捨てにしてて思わず二度見したwwww
810:名無しNIPPER[sage]
2017/02/23(木) 01:01:11.69 ID:1CGQUQb00
一ノ瀬ちゃん妹属性強すぎて誰かと付き合うとかの考えが全くないなw
811: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/02/23(木) 01:17:58.03 ID:qVxCYfX90
放浪者とフェアリーは今後の為の移動経路の確保を進めている。いつも任務を行っている都市から離れ、郊外での任務は彼が1人で放浪してた時代を思い起こさせる。あの頃はまだ、ゾンビも活発だったのと、1人ゆえにゆっくり休める機会も、武装も充実していたとは言えなかった。今こうして、あの頃より余裕を持って任務に従事できているのも、その不足していた部分をメンバーに補って貰っているからだなと、彼は静かに感謝している。
「おにーちゃん、どうしたのー?」
懐かしさに耽っていたのを、何かあったのかとフェアリーが心配そうにのぞき込んできた。何もないというと、彼女は嬉しそうに微笑んで、周囲をくるくると回る。あの頃の自分が超能力者と一緒にいる。なんてことは、欠片も想像する訳がないなと放浪者は思いながr、ウェーブソード・デュエルを持ち直した。
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