過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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116: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/09/25(日) 23:19:47.25 ID:fNvcXefZo

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 そう、元の世界でどう鍛えたかわからないが、霞の料理スキルはこちらの巴すら上回っている。

 料理なんて誰が作ってもそんなに味は変わらない。そう思っていたのを覆されてしまった。

 本人曰く、『誰かのために作りたいと思っているだけよ』とのことだが、納得できない。


 「ハッちゃん。乙女ゲーにハマっている間に腕を上げたね」

 「あ、いえ、これは私では……」

 「うふふ、巴ちゃんも負けてられないわね」

 「うん。

  明日からしばらくは私が料理当番をします」

 「!?」

 「巴ちゃんのご飯は美味しいから楽しみね」

 「ハッちゃん、負けないからね!」

 「あの……」


 初美の意見はどこへやら、巴が謎の闘争心に芽生えてしまった。

 それはそれとして乙女ゲーはやるのか、さっさと食べ終わって部屋に戻ってしまった。


 「いや、確かに朝食を変わってもらえるならすごく楽ですけど……」

 「そうね。巴ちゃんのご飯美味しいから楽しみよ」

 「そうではなく」


 この霞はどこか天然なのか、巴の奇行を目にしてもぼんやりしている。

 まるで巴や初美と話しているだけで嬉しいようだ。


 「いやいや、巴ちゃんがご迷惑をかけて申し訳ないです……」

 「ううん。とっても楽しそうに話していたから私まで楽しくなっちゃったわ」

 「えぇ……?」


 乙女ゲーの熱が高まったのか、永遠に語り続ける巴をニコニコと見ていたのは記憶に新しい。

 その意味まではわからなかったのか、後々初美に聞きにこられたことが難点だが。

 一応、誤魔化しておいた。この霞にそういう知識を植えつけるのはなんだかいやな予感がしたのだ。


 「巴ちゃんったらゲームが好きなのね」

 「ええ、少しは卒業してほしいものですよー」

 「そんなことないわ。

  何か一つのことに熱中できるってとってもいいことじゃない」

 「うぐっ」


 そしてこの霞に口で勝てた試しがない。

 口論しようと思ったわけではないのだが、何でも肯定的に捉える霞が眩しすぎるのだ。



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