過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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690: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/12/06(火) 01:50:21.16 ID:kFyDAuQpo

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 「透華姉さん。この子は?」

 「子供ではないと……」

 「京太郎。衣は私と同い年ですわ」

 「……えっ!?」

 「なぜ驚くのだ!」

 「だって、さぁ?」


 京太郎は同年代の男子の中でも長身に当たる。

 対して目の前の少女は非常にちんまい。腰をかがめなければ見下ろす形になってしまう。


 「トーカ、この無礼者は何だ!」

 「私の弟分ですわ」

 「なんかこそばゆいな」


 京太郎は何だか恥ずかしそうに頬を掻いている。そんな京太郎を見て透華も何だか恥ずかしくなってしまった。

 それを隠すように京太郎から目を背けると、衣に向き直る。


 「衣にとっても弟のようなものですわ。

  良かったら仲良くしてあげてくださいな」

 「ふん、無礼者に語る礼などない」

 「うーん……」


 透華としては衣と京太郎に仲良くしてほしい。

 衣は事情があって幽閉されている。透華としては何とかしてあげたいものだが、こればかりはどうにもならない。

 今は屋敷に友人を集めることによって衣の相手をさせている。

 京太郎もその一人になってもらえればと思ったのだが、肝心の衣がヘソを曲げてしまった。


 「京太郎様」

 「ハギヨシさん!?

  ど、どこから」

 「少しお耳を」

 「はい。

  つーか様付けとかやめてくださいよ……」


 どこからともなくハギヨシが湧いて出たかと思うと、京太郎に耳打ちする。

 透華としては何が何やらと思ったが、ハギヨシにならば任せてもいいだろうと納得する。

 その間にでも衣の気持ちを変えなければならない。

 京太郎のコミュニケーション能力ならば、きっと良い関係になれるはずなのだ。

 それは衣にとってもいいことだし、透華もいろんなストレスから解消される。

 そんな後ろ暗い打算を考えてしまうことを嫌に思いつつ、ハギヨシに任せた。



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