過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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746: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/12/15(木) 00:54:10.40 ID:noxy7825o

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 確かに彼の動きは凄いし、声も出している。

 しかしチームプレイである以上、一人でどうにかなる問題ではない。

 時間が過ぎるにつれ彼のチームメイト達の動きが悪くなっていくのを感じる。

 どうやら諦め始めているらしい。ーー無理もない話か。


 「(私ならどうするだろうか)」


 明華にとって世界戦で戦うことは仕事だ。

 父親を早くに亡くし、母子家庭で育ってきた。

 母親の雀博士にはどれだけ感謝してもしたりない。

 だから早く自立をして恩返ししたいと考えている。

 麻雀はそのための手段であり、仕事だ。

 もちろん麻雀が嫌いなわけではないし、情熱を持っているのも否定はしない。

 しかし負けが決定してしまえばあとは敗戦処理として立ち回り、手の内を隠すだろう。


 「先輩! 諦めないでくださいよ!」

 「言うじゃねぇか須賀ァ!」

 「声出していきましょう!」


 しかし彼はそんなことを考えていないようだ。

 勝てる、負ける。そんな次元の話ではない。

 ただ目の前の勝負に真剣に取り組んでいる。

 きっと負けてもいいから全力を出す、などと言った考えをしているわけではないのだろう。

 今から本気で勝ちに行く。ーーあれはそう言う目だ。

 明華は何人もそう言うプロを見てきたのだ。


 「ーー試合終了」

 「あっーー」

 「京ちゃん!」


 しかし試合は無慈悲にも終了する。

 相手チームはこれで全国出場が決まったからだろうか、みんなで抱き合って喜んでいる。

 一方『京ちゃん』のチームは意気消沈して、泣いているものもいた。


 「ぁぅ……」

 「宮永さん」


 釣られてしまったのか、隣にいる少女まで泣き出している。

 さて、どうすればいいだろうか。



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