過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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◆Y.lj54HWGU
[sage saga]
2016/12/31(土) 21:32:33.84 ID:Jqudmmcco
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「ありがとう!」
「あ、ありがとう」
それに、とても気がきくのだ。
思わずそんな彼に甘えてしまったことは一度や二度ではない。
今日だってパシリみたいなことを率先してやってくれている。
最初こそ遠慮していたが、一度甘えてしまうと際限がない。
まるで麻薬のように彼の雑用は体に染み渡り、彼の父性にもっともっと甘えたくなる。
普段から人をまとめる立場に立つことが多い哩だったが、実は天然である。
姫子がよくネタにしている『かわいい哩部長』だって狙ってやっているわけではなく、自然とやってしまうことばかりなのだ。
高校の時に麻雀部の紹介でみんなに笑われたことだってあった。
そんな哩が『頼れる存在』として須賀京太郎を認識して以来、自然と目で追うようになってしまったのだ。
「部長、アピールアピール!」
「ひ、姫子!」
「?」
そして勘違いされがちだがーー勘違いされても仕方ないのだがーー彼女たちはレズではない。
確かに麻雀でのオカルトは『そういうモノ』だし、『そういう現象』を起こしてしまうが、それとこれは別だ。
姫子は哩のことが好きで哩も姫子のことを大切に思っているが、『異性に興味がない』とは全く別の話。
そして姫子は基本的に部長を応援する。
そう、ここに非常に面倒臭い三角関係が完成してしまったのである。
「す、須賀。
いつも面倒臭いことを引き受けてくれて、ありがとう」
「どうしました?
新入生なんてパシってナンボですよ。気にしないでください。
俺が好きでやってることなんで」
「す、好きって……」
一部の部分だけ切り取って保存したい。哩は思わずそんなことを考えてしまった。
後ろでは姫子が『あちゃー』なんて言いながら額を手で押さえている。
そう、ここでまた面倒臭い要素が一つある。
姫子が哩のことを応援しているからこそ、姫子は京太郎の想いに気づかないのだ。
そして姫子なりに哩のことを支援するために『哩のいいところ、哩のかわいいところ』を普段から京太郎に伝えている。
そういうことで、非常に面倒臭い関係がここに完成していた。
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