過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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846: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/12/31(土) 21:33:02.95 ID:Jqudmmcco

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 「はい、姫子先輩もどうぞ」

 「あっ……」

 「(あー、もう!)」


 京太郎の視線が自分から外れて残念そうな顔をする哩。

 そして哩のそんなところを見てやるせない気持ちになる姫子。


 「須賀。部長のコーヒーば飲んでいるところ、絵にならん?」

 「えっ?」


 すぐに哩の話に戻し、哩に向かってウインクする。

 それに気づいた哩は急いでコーヒーを飲み込もうとするがーー


 「うぶっ」

 「ふぎゃっ、部長!?」

 「哩先輩!?」


 ブラックコーヒーを飲み慣れていない哩が一気に飲めるはずもなく、咽せてしまう。

 焦って背中をさする姫子に、涙目の哩。そして手持ち無沙汰でオロオロとしてしまう京太郎。


 「ひ、姫子。

  大丈夫やけん」

 「そうですか?」

 「落ち着くまで、須賀の相手ば頼む」

 「わかりました」


 姫子は『格好悪いところを見られたくないのだろう』と悟った。

 悟った姫子の行動は早い。哩に何かできることはないかと焦る京太郎の手を引いて雀卓に向かう。

 そして先ほどまでと同じように他愛もない雑談を始めるのだ。

 京太郎も最初こそ心配そうに何度か哩の方を見ていたが、そのうち姫子の話に熱中しだす。

 その顔は、とても楽しそうでーー


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  |  〉=|F`ヽ:|::::::......__,.... イ__    「やっぱり、あの顔が一番やなぁ……」
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 そんなことを考えてしまった。

 哩もやっぱり好きな人の一番いい笑顔が大好きで、それは姫子の側でしかないと知っていた。

 好きな人だから、よく見ているから、その人が誰を見ているかわかってしまうのだーー。



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