過去ログ - 卯月「シンデレラプロジェクトが無くなっちゃうんですか...?」
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21:名無しのシンデレラ ◆vSqCWNhtWA[sage saga]
2016/09/17(土) 22:43:13.73 ID:lbAtUERV0
同僚A「お前さ、アイドル部門の噂知ってる?」

武内「いえ…存じ上げません。」

無粋な方だ、と武内は思った。ここに飛ばされた理由もどんな気持ちなのかも分かっているだろう。

同僚A「美城のおばさん、けっこうアイドルをクビにしてるんだってよ。」

武内「…は?」

まさかそこまでするとは。
理想に囚われて大事なことを見失ってるのだろうか。
彼はどうすることもできない憤りをぐっと堪えた。

彼の心身は蝕まれていた。
この日も自宅で少し遅い夕食の準備をしていた。

ラジオ『乙女よ大志を抱っけ♪』

ラジオから小気味よい音楽が流れてくる。最近流行りのアイドルをプロデュースするといったゲームの曲らしい。
憔悴していたがそのキラキラした歌詞とメロディには不思議と嫌悪感を覚えなかった。
食品の棚を漁っていると、プロデューサー時代に特別な日にだけ飲んでいた缶ビールが出てきた。
特別な日というのは大きなライブが大成功した時や、新たなシンデレラの卵を見つけたりした時だ。
こんなもの取っておいても仕方がない、と
蓋を開けると1本の電話がかかってきた。

ラジオ『立ち上がれ女諸君!』

大志はどんな苦境立たされても持ち続けることに意味がある。


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