過去ログ - 卯月「シンデレラプロジェクトが無くなっちゃうんですか...?」
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22:名無しのシンデレラ ◆vSqCWNhtWA[sage saga]
2016/09/17(土) 22:44:46.48 ID:lbAtUERV0
卯月は嬉しそうにスマホを弄っていた。
未央と凛のオフが重なったので久々に3人で遊びに行くことになったのだ。

未央《いやーみんなで遊ぶのも久しぶりだね!》

以下略



23:名無しのシンデレラ ◆vSqCWNhtWA[sage saga]
2016/09/17(土) 22:49:43.17 ID:lbAtUERV0
未央「あっはは!しまむー私達よりお姉さんでしょ!」

未央がからかう。

卯月「だって本当に楽しみだったんですから〜」
以下略



24:名無しのシンデレラ ◆vSqCWNhtWA[sage saga]
2016/09/17(土) 22:51:39.90 ID:lbAtUERV0
凛「ところでさ」

凛が話題を振る。

凛「2人は最近流れてる噂、知ってる?」
以下略



25:名無しのシンデレラ ◆vSqCWNhtWA[sage saga]
2016/09/17(土) 22:53:20.76 ID:lbAtUERV0
未央「いや、でもさしまむー、こういうところで私達が常務の変な噂をしてたって知られたらまずくない?誰が聞いてるかわかないよ?」

卯月「じゃあ場所を変えるのはどうですか?」

凛「それもそうだね。じゃあどこか場所を移そうか。どこかいいとこない?」
以下略



26:名無しのシンデレラ ◆vSqCWNhtWA[sage saga]
2016/09/17(土) 22:54:42.31 ID:lbAtUERV0
凛「加蓮から聞いたんだけど、さっきも言ったとおり美城常務はお気に召さないアイドルは…言い方は悪いけど、切り捨てるっていうのかな、
つまり346をクビになってるんだって。」

未央は下を向いている。

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27:名無しのシンデレラ ◆vSqCWNhtWA[sage saga]
2016/09/17(土) 22:57:10.99 ID:lbAtUERV0
卯月「お話してくれてありがとうございます。じゃあ未央ちゃん?お洋服を見に行きましょうか?」

未央を見てにっこり笑って見せると席を立った。

凛「卯月ちょっと待ってよ!」
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28:名無しのシンデレラ ◆vSqCWNhtWA[sage saga]
2016/09/17(土) 22:58:17.93 ID:lbAtUERV0
卯月は頑張り屋だ。
そのため頑張ることを諦める、ということに非常に敏感だった。
養成所時代も次々と辞めていく同期の独特な雰囲気も嗅ぎとることができた。
そしてここ最近卯月には周りにそういう雰囲気が漂っていることを感じ取れていた。
それが自分から発せられていることは凛から話を聞いたとき気づいたのだ。
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29:名無しのシンデレラ ◆vSqCWNhtWA[sage saga]
2016/09/17(土) 22:59:49.13 ID:lbAtUERV0
翌日、卯月は今日もレッスンのため事務所に来た。

卯月「おはようございます。」

おはよう、とPから個別のスケジュール表を受け取る。
以下略



30:名無しのシンデレラ ◆vSqCWNhtWA[sage saga]
2016/09/17(土) 23:02:35.22 ID:lbAtUERV0
今西部長「こんなところでどうしたんだね?」

よっこらせと卯月の隣に腰を降ろした。

卯月「いえ…特になにも…」
以下略



31:名無しのシンデレラ ◆vSqCWNhtWA[sage saga]
2016/09/17(土) 23:04:01.35 ID:lbAtUERV0
卯月「凛ちゃんと未央ちゃんと一緒にニュージェネレーションズを結成して、一緒に歌って、躍って、ご飯食べたり、お買い物に行ったりして…私のせいで迷惑をかけちゃったこともあったけど、2人と一緒の時間はかけがえがなくて大切で…でも…」

スカートに雫が吸い込まれていく。

卯月「でも…それはもう叶わなくて…私ももうアイドルを続けられなくて…結局お伽噺で終わっちゃうんだって思うと悲しくて…」
以下略



32:名無しのシンデレラ ◆vSqCWNhtWA[sage saga]
2016/09/17(土) 23:04:47.64 ID:lbAtUERV0
武内Pはとある雑居ビルの入口に立っていた。

武内P(本当にここで合っているのでしょうか…)

手には地図と手帳が握られていた。
以下略



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