過去ログ - 僕「目が覚めたら生物兵器に、なんてよくある話だと思ってた」
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1:名無しNIPPER
2016/09/18(日) 01:33:16.37 ID:1Qs4eMLB0
15年前 とある遊園地のステージ前

ぼく「いっけー、アカレッド!敵なんてやっつけちゃえ!」

アカレッド「今だ!必殺!カム着火インフェルノォォォォォゥ!!」

敵「ぐあああああ!!」

ぼく「やったーー!」

おとうさん「お前は本当にヒーローが好きだな」

おかあさん「全く誰に似たのかしら(クスクス」

ぼく「あたりまえじゃん!かっこいいんだもん」

おとうさん「――是非大人になってもそのままでいてもらいたいな」

ぼく「うん、ぼく大きくなったら――――」


現在 とある施設の独房

「EMERGENCY, EMERGENCY. From control post to all staff. The arms was opened. The arms was opened. Put on a state of full alert immediately――――」

僕「(どこ・・・・・・ここ・・・・・・)」

僕「(何で僕閉じ込められて銃向けられてんの・・・・・・?)」

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2:名無しNIPPER
2016/09/18(日) 02:31:33.68 ID:1Qs4eMLB0
僕「(何でこんなことに・・・・・・)」

「What a joke! It's the second time today!」(何かの冗談だろ?今日2回目だぞ!)

「Don't be loose. It's time to send a cute weapon into a dream again」(気を抜くなよ。今は可愛い兵器ちゃんを寝かしつける時間だぜ)
以下略



3:名無しNIPPER
2016/09/18(日) 02:42:50.92 ID:1Qs4eMLB0
※ここからは英語部分も日本語で表記するが主人公にはわからないまま

独房前廊下

博士「何やっとるんじゃ!まだ銃を向けちゃいかん!」
以下略



4:名無しNIPPER
2016/09/18(日) 02:57:48.32 ID:1Qs4eMLB0
独房前

博士「ふむ・・・・・・確かに焦っておるようじゃな。怯えてるようにも見える。さっきとは真逆じゃな。建物一つ壊しておいて、こいつは――」

部下「結局 “これ” は何なんですか?兵器なんですか? どう見てもアニメから飛び出してきたマスコットキャラクターにしか見えませんよ」
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 03:26:43.58 ID:1Qs4eMLB0
僕「(無理!!何この状況!!声でないし、体おかしいし、相手殺る気満々だし、さっきからがやがやうるさいし、挙げ句の果てに何で僕今衣服0%!?この環境で全裸で布団被ってベッドで寝てたってどんだけ!?夢でも有り得ない!!)」


部下「確かに、挙動が麻酔を打つ前と変わってますね。麻酔の副作用じゃないですか?」

以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 04:11:05.37 ID:1Qs4eMLB0
僕「(・・・・・・え)」

僕「(いきなりスケッチブックとペン渡されたんだけど・・・・・・何すればいいの、これ。何か書きゃ良いのかな。とりあえず着るものよこせ的な事書こう・・・・・・かな)」


以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 04:34:10.61 ID:1Qs4eMLB0
廊下

博士「いやぁ、びっくり、びっくり」

部下「棒読みですね。絶対驚いてないですよね」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 04:51:26.14 ID:1Qs4eMLB0
10分後。
僕「(やっとちょっと歩けるように・・・・・・)」

僕「(一応、着るものも貰ったけど、さっきの人が出て行ってからまた檻閉まっちゃったし、・・・・・・これからどうなるんだろう)」

以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 05:21:36.76 ID:1Qs4eMLB0
目が覚めてから1時間後。とある施設の会議室

部下「――――まとめると、21歳の日本人男性の記憶と人格がそっくりそのままこの生物兵器の中に入ってる、と?」

博士「そ。お陰で日常生活のイロハを教え込む手間が省けたの」
以下略



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