過去ログ - 金剛『ッ結婚カッコカリ!!?』 比叡「ッヒエエエエエエエ!!?」
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4:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 20:21:34.12 ID:fdOXkjWP0
提督「ッ!!?」

明石「あっ!?提督!!よかった、目が覚めましたか!!」

提督「あ…明石か…。…ここは…?」

明石「ドックの奥の倉庫です…。安心してください、ここなら誰もきません」

提督「すまない…また助けて貰ったみたいだな」

明石「いえいえ。当然のことをしたまでです」

彼女は明石。

今の私の唯一の味方。

他の艦娘と違い、彼女だけは私に未だ忠誠を誓ってくれている…

提督「…ッう…まさか、本当に爆撃してくるとは…」

明石「…許せないです…。もう犯人は分かってるんでしょ提督!!私に任せてください!!解体してやります!!」

激昂する明石。
なだめようと右腕を動かそうとして…気づく。
体全身が包帯でグルグル巻きであることに。
この包帯とこすれてチリチリと痛む感覚は、おそらく火傷だろう。
全身火傷。

…まぁ問題ない。

提督「おちつけ明石…。彼女達も…。赤城も加賀も大切な仲間なんだ…。俺は彼女達を傷つけたくない」

明石「でも!?」

提督「…別にいいさ。本気で彼女達が爆撃したのなら、この体が五体満足のはずがないんだ…。彼女達はきっと手加減してくれたのだろう…」

明石「全身に火傷もしてるのに!?一歩間違えれば、いえ、私が助けなければ、提督は死んでましたよ!!?手加減だなんてそんなの彼女達を守る理由にはなりません!!!」

提督「…彼女たちが怒る原因はきっと私にあるんだ…。そしてその原因に気付かず、のうのうと過ごしてるから、彼女達の怒りはどんどん募っているんだ…」

提督「私達は同じ戦場で戦う仲間だ。だがそれ以上の絆で結ばれた家族だ。それを切り捨てることは、例えどんなことがあっても、私は出来ない」

明石「…そのお考えは変わらないのですね…」

提督「…あぁ」

…明石は振り上げた工具を静かに下ろす。

明石「…今、司令室は妖精さん達が大至急で復旧工事をしてます…。日暮れまでには元どおりになるでしょう…」

提督「わかった、ではそれまでここで匿って貰っていいか?」

明石「構いません、ここなら大丈夫です」

提督「すまないな…明石…ありがとう…」

明石「いえいえ…」

明石(…………………)




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