6: ◆WQmrqzfTmTfY[saga]
2016/09/19(月) 17:40:08.98 ID:lDe6Yqrh0
みくは正直あきれた。ちょっと気になって、ワックスケースのふたを開け閉めしてみる。ふとリンゴの香りがして、Pチャンのにおいを感じた。
ちひろ「あら、みくちゃんお疲れ様。拭き掃除してくれてるの?」
みく「あっひゃっ!ち、ちひろさんこんにちわ!それより見てにゃ、Pチャンたらこんなに身だしなみ道具置いているにゃあ。こういうのは家でやってくるもんにゃ」
ちひろ「うーん、でもPさんはここに泊って銭湯に行くほうが家に帰るよりも多い人ですからねえぇ。第二の家みたいになっていても文句は言えないですよ。給料にもあんまり文句言わないですし」
ちひろさんはにっこり笑ってみくをたしなめた。ていうかPチャンの業務量が多いことをすでに自覚して、なおかつスタドリのお金を請求しているんだ。だから鬼悪魔って言われるんだ。納得。
7: ◆WQmrqzfTmTfY[saga]
2016/09/19(月) 17:41:49.59 ID:lDe6Yqrh0
P「おう、みくが掃除してくれたのか。サンキューな。そこの垢、けっこう前から取れないんだよ」
みく「Pチャン、おかえりなさい。この垢けっこーしつこいのにゃ」
30分後、みくはまだ机と格闘していた。以外と頑固者だった。どこぞの誰かさんとそっくり。
P「はは、なんにせよありがとうな」
みく「ところでPチャン、今日はレッスンも終わったし、午後はなにかミーティングあったりするにゃ?」
8: ◆WQmrqzfTmTfY[saga]
2016/09/19(月) 17:44:28.12 ID:lDe6Yqrh0
P「みく、爪見せてみろ」
Pチャンに手を掴まれる。みくのより一回り大きい手に、男の人の手だ、と場違いな感想を浮かべた。
P「みく、爪磨いてもいいか?」
みく「へ?」
9:名無しNIPPER[sage]
2016/09/19(月) 17:45:22.34 ID:I2OVKf1EO
いい感じだが行間空けてくれると読みやすい
10: ◆WQmrqzfTmTfY[saga]
2016/09/19(月) 17:46:42.44 ID:lDe6Yqrh0
P「いや、常々思っていたんだけれども、飼い猫の爪を切るって飼い主なら当たり前だよなって。みくなら爪とぎしたっておかしくないし」
みく「いやいやおかしいにゃ!」
Pがつかんでいた手を引っ込めようとする。
P「なんでだよ、大丈夫だって」
みく「いやそのりくつは通ってないにゃ!みくは人間!つめの手入れぐらいできるにゃ!」
11: ◆WQmrqzfTmTfY[saga]
2016/09/19(月) 17:47:47.17 ID:lDe6Yqrh0
ちひろ「みくちゃん、諦めたほうがいいですよ。Pさんに磨いてもらえるなんてなかなか無いじゃないですか」
みく「ちょっ、ちひろさんそのりくつはおかしいにゃ!」
P「暴れるなって、すぐ終わるから」
Pチャンはみくの手を握った。それから爪にやすりをあてる。
なんだかPチャンが跪いて手を握ってて、これって傍から見たら従者を従えてるみたいじゃない?ほんとはやすりかけているだけなんだけど。
12: ◆WQmrqzfTmTfY[saga]
2016/09/19(月) 17:49:29.34 ID:lDe6Yqrh0
≫9 ありがとうございます。
P「なあみく、ごめんって」
みく「ふんだ、Pチャンなんか知らない!」
13: ◆WQmrqzfTmTfY[saga]
2016/09/19(月) 17:53:03.95 ID:lDe6Yqrh0
以上です。ありがとうございました。
初めての投稿で、行間の事とか全然考えて無かったです。注意ありがとうございました。
みくにゃんって猫だから爪とぎとかしそうだよね、っていう思い付きから書いてみました。
これからもSS挑戦したいと思いますので、どこかでお会いする機会がございましたら、よろしくお願いします。
14:名無しNIPPER[sage]
2016/09/19(月) 18:46:30.11 ID:vYCqxR70o
おつ!
みくちゃんはてんし
15:名無しNIPPER[sage]
2016/09/19(月) 19:20:24.05 ID:9DRwLyJxo
見づらすぎワロス
16:名無しNIPPER[sage]
2016/09/20(火) 06:42:30.08 ID:EWwleyLVo
行間もそうだが地の文なら名前表記いらんやろ
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