過去ログ - 大神「…もう決めたのだ。許せ」朝日奈「そんなの、嫌だよ…お願い、ドクターK!」カルテ.7
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503: ◆takaJZRsBc[saga]
2017/05/16(火) 00:27:19.14 ID:Cd5HDV/L0

(モノクマにとっても絶望? 一体どういう意味だ?)


KAZUYAは訝しがったが、モノクマは考える時間など与えてはくれなかった。


「ま、話を戻すけど」

「今日から三日以内に死んでよ。先生」

「…………」


こんなぬいぐるみに底知れない恐怖を抱いていることにKAZUYAは嫌悪と腹立たしさを感じる。


「本当なら今すぐって言いたい所だけどさ、ボクも鬼じゃないからね。
 ゲームを盛り上げてくれたキミの功績に免じて、身辺整理する猶予くらいは上げるよ」

「…………」

「で、返事は?」

「いいだろう」

「ま、それしかないよね。年貢の納め時ってヤツだね!」



最終的にKAZUYAは死ぬしかないのだろう。

いつかそう遠くないうちに、その時が来るのを彼は理解していた。

それこそ、最初に襲撃を受けたあの時から。何せKAZUYAはあの時に死んでいたのだから。


(不二咲や山田が生き返ったように、俺も何らかの因果か宿命で蘇った)

(それはきっと俺にまだやるべき使命が残っているからだろう……)


たとえ死すべき運命(さだめ)だとしても、命尽きるまで彼は足掻き続けなければいけない。

彼が心の底から愛する生徒達のために……。


「俺が死ぬのは別に構わん。――だがモノクマよ、これではルール違反じゃないか?」




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