過去ログ - 大神「…もう決めたのだ。許せ」朝日奈「そんなの、嫌だよ…お願い、ドクターK!」カルテ.7
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665: ◆takaJZRsBc[saga]
2017/09/19(火) 00:50:04.05 ID:r7HOonBF0

「特に用はないんだが、たまにはゆっくり話でもと思ってな」

「? わかりました!」


石丸は背もたれのない丸い椅子に座り、KAZUYAは医者と患者のようにその対面に座った。


「思えば勉強の話は毎日よくしているが、特に意味のない雑談はあまりしていなかったな」

「雑談も時には必要ですね。以前の僕なら時間の無駄と切り捨てていたかもしれませんが」


その後は、看護婦を目指す決意をした朝日奈をフォローして欲しいと頼んだり、
お互いの家族の話をしたりと特にテーマは決めず思いつくままに話をした。


(何か、言い残しておくことはあるか?)


思い返せば、石丸はこの学園生活でもかなり初めの方からKAZUYAと一緒にいたものだ。
なるべく万遍なく生徒と接しているつもりだが、それでも石丸と苗木が一番一緒にいる
時間が多い気がするし、その二人が今や自分の弟子となって医師を目指しているのだから
KAZUYAの感慨も一塩というものである。


(たった一月半というのに色々あったな……)


大和田との勝負に巻き込まれた時、人には色々な面があると話した。
初めて挫折して歎く石丸に、努力ではどうにもならないことがあると諭した。
あまり我慢をし過ぎないよう、もっと自分に素直になるようにと助言した。

既にたくさんのことを話した。




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