過去ログ - 大神「…もう決めたのだ。許せ」朝日奈「そんなの、嫌だよ…お願い、ドクターK!」カルテ.7
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683: ◆takaJZRsBc[saga]
2017/09/25(月) 00:57:38.67 ID:c6QZu5wx0

「――でもね、あんたがみんなのために何度も自分を犠牲にしてきたこと……それは認めるよ。
 ずっと見てたからね。あんたは本当に立派なドクターで先生だった。希望ヶ峰のヤツらと違って」


敵である戦刃に認めてもらったことが嬉しくなかったわけではないが、
それ以上にKAZUYAは希望ヶ峰学園の実態に呆れていた。


「つくづく希望ヶ峰の教師達も嫌われたものだな」

「あんたは感づいてるんでしょ。あいつらがここで何をしてたか」

「ロクなことじゃないみたいだな」

「そう、ろくでもない。私達二人にはあんまり関係なかったけど。あんたももう関係なくなる」

「…………」

「私は軍人で武人じゃないから、普段は敵に対して敬意とか持たないし排除することに
 何の感情も持たない。機械みたいなもの。だから、敵を認めたのは多分あんたが初めてだよ」

「そうか」


複雑な表情でKAZUYAは曖昧に相槌を打つ。


「盾子ちゃんが気まぐれを起こさなければ明日の晩、日付け的にはもう今日か――私があんたを殺す」

「…………」

「じゃあね。ドクターK。せいぜい最後の日を楽しむといいよ」


そう言い残して戦刃は去って行った。




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