過去ログ - 大神「…もう決めたのだ。許せ」朝日奈「そんなの、嫌だよ…お願い、ドクターK!」カルテ.7
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894: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/02/27(火) 21:35:20.33 ID:70sNDJqE0

苗木「舞園さんっ!」

K「舞園ォッ……!!」


制止に入ろうとしたKAZUYAの腕を朝日奈が掴む。少女とは思えない力だ。KAZUYAが本気で
振り払おうと思えば当然可能だが、無理に突き飛ばせば怪我をする可能性がある。


朝日奈「先生、止めないで!」

K「離すんだ、朝日奈!」

朝日奈「どうして?!」

K「こんなことは間違っているからだ!!」

朝日奈「どこが間違っているの!!」

K「それは……」


KAZUYAはこの行為が間違っているということだけははっきりとわかっていた。
だがそれ以上の、則ち今この場でどうすることが正解なのかはわからなかったのだ。

十神は周囲の顰蹙を買い過ぎた。仮にKAZUYAが舞園を止めたとして、十神は改心しないだろうし
また同じように問題が起こる。その時こそ取り返しのつかないことになる可能性があった。

倫理や道徳や常識で諭しても、生徒達の不条理で非合理的な感情を
納得させることは出来ないだろう。そこまで不満が溜まっていたのだ。

……もう大人のKAZUYAでは止められない。


K(俺はどうすれば……!)

苗木「舞園さん!」


その時――苗木誠が舞園の前に立ちはだかった。




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