過去ログ - 大神「…もう決めたのだ。許せ」朝日奈「そんなの、嫌だよ…お願い、ドクターK!」カルテ.7
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895: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/02/27(火) 21:51:02.48 ID:70sNDJqE0

苗木「舞園さん、駄目だ!」

舞園「どうして止めるんですか? これが一番いい方法なんです!」

苗木「駄目だよ……こんな方法……」

舞園「駄目? 何が駄目なんですか? じゃあ苗木君は十神君を説得できるんですか?
    長い目で見たらこれは十神君のためでもあるんです!!」

苗木「わかってるよ。舞園さんの言ってることは正しいのかもしれない。
    でも、らしくないよ……そんなことを言うのは『舞園さんらしくない』」


苗木は心を尽くして舞園を説得しようとした。このメンバーの中では
間違いなく苗木が一番舞園のことを理解していると言えたし、舞園も
苗木を最も信頼していた。普段ならば説得も可能だっただろう。

……ただ、今回ばかりは使った言葉が悪かった。


舞園「“私らしい”って、何……?」

苗木「舞園さん……?」

舞園「私らしいって何?!」

苗木「……舞園さん?」

舞園「どうすれば私らしいの?! 苗木君は本当の私のことを知っているの?
    私も知らないのにっ? どうしてっ?!」


いつの間にか舞園の瞳からはとめどない涙が溢れだしている。
その姿はまるで助けを求めているかのようだった。




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