過去ログ - 大神「…もう決めたのだ。許せ」朝日奈「そんなの、嫌だよ…お願い、ドクターK!」カルテ.7
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941: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/04/05(木) 23:49:32.04 ID:o3O2Ue8h0


K「――ああ、終わったんだ」

舞園「…………」


舞園は小さく良かったと呟いて、包丁をテーブルの上に置いた。
KAZUYAの腕に寄りかかりながら倒れそうになる体を気力で支え、大きく深呼吸する。

その目は涙ぐんでいた。


朝日奈「舞園ちゃん!」

舞園「朝日奈さん……」

朝日奈「舞園ちゃん、ゴメンね……私が言い出したことなのに、辛い思いをさせちゃって……」

舞園「いいんです。それが私の役割なんですから……」

苗木(――『役割』?)


苗木は舞園の一連の不自然な言動が気になったが、朝日奈の言葉に思考を遮られる。


朝日奈「みんなも、迷惑かけてごめんなさい……特にKAZUYA先生は、またケガさせちゃった……
     私……偉そうなこと言ったのにちっとも進歩してないね……一人で空回りしちゃって……」

朝日奈「私……本当にダメだ。ごめんなさい、ごめんなさい……」

K「…………」


ボロボロと泣きじゃくる朝日奈に静かに歩み寄ると、KAZUYAは無言で肩を抱いた。


朝日奈「先生……」




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