過去ログ - 藤原肇「Happy Endで始めよう」
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16: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/23(金) 11:48:29.59 ID:xjUUEHux0

ぼんやりと外の風景を眺めているうちに、目的の駅に到着した。
駅舎は備前焼の資料館も併設しているため、それなりに大きい。

意外と冷たい風が吹いてきて、思わず身をすくめる。天気予報の通り、北風が少し吹いているようだ。
駅舎の外では、まばらに人々が行き交っていた。

一つ隣の駅まで行くと、すぐそばに海が広がっているのだが、それを感じさせないまでに四方に山が広がっている。
空一面に浮かぶうろこ雲は、高い所に張り付いていた。

ここからしばらく北側の山の方へ歩くことになる。
タクシーを使うというのも手だったが、早く着いてしまうとおそらく心の整理がつかないだろう。

胸が早く鳴っていることが、歩いていても分かるほどに強く打ち始めていた。


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