過去ログ - 藤原肇「Happy Endで始めよう」
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27: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/23(金) 12:08:38.56 ID:xjUUEHux0

「そうだ」

思い出したように、Pさんは足元のリュックのファスナーを開け、一つの小包を取り出しました。

以下略



28: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/23(金) 12:10:42.86 ID:xjUUEHux0

「そう思って、今日この茶碗を持って来たんだ」

「ガラスの靴を持つ王子様のような気持ちになりませんでしたか?」

以下略



29: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/23(金) 12:11:58.05 ID:xjUUEHux0

「それに、私、今でもまだシンデレラなんですよ?」

「へっ?」

以下略



30: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/23(金) 12:16:27.17 ID:xjUUEHux0

「…肇。それで、合図を送ってきたってことは…そういうことなのか?」

会話がしばらく止まった後、Pさんは声のトーンを下げ、一層真面目な口調で私に尋ねました。

以下略



31: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/23(金) 12:20:31.10 ID:xjUUEHux0

「…お互い変わらないなあ」

「えっ?」

以下略



32: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/23(金) 12:22:18.86 ID:xjUUEHux0

頭が真っ白になりそうになりながら答えると、今までの緊張がどっと抜けたためか、私はへたり込みそうになりました。

「お、おい…肇、大丈夫か?」

以下略



33: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/23(金) 12:23:37.83 ID:xjUUEHux0

落ち着いたのは、それから10分ほど経ってからでした。

「もう、大丈夫か?」

以下略



34: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/23(金) 12:28:42.91 ID:xjUUEHux0

「なあ肇、そういえばもう一つの茶碗ってどこに置いてるの?」

「えっと、私の部屋に置いてます」

以下略



35: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/23(金) 12:30:49.23 ID:xjUUEHux0

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以下略



36: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/23(金) 12:32:23.72 ID:xjUUEHux0

「さっきの電話、もしかしておじいちゃんからですか?」

「うん。元気にしてるかっていう電話」

以下略



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