過去ログ - 【ガルパン】逸見エリカ「友情は瞬間が咲かせる花であり、時間が実らせる果実である」
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20:名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:09:44.01 ID:+3HHJ9Wn0
「で、でも……私は西住流に生まれたってだけで、お母さんやお姉ちゃんとは全然違って、ダメダメだし……」
「そんなに自分を卑下しない!」
「はっはい!?」

いくら励ましてあげてもこれではなんだか腹が立ってきたので、声が大きくなってしまった。

「アナタはそりゃ……隊長に比べれば頼りないけど。実力は……ちょっと劣るぐらいよ。経験を積めば、絶対に立派な黒森峰の隊長になれる。アナタにはその実力がある。私が保証するわ」

これは嘘偽りの無い評価だ。

もちろんこんなこっぱずかしい台詞を面と向かって言えるほど素直でも子供でも無いので、視線はどこか向こうの雄大な自然へと向けている。

「……逸見さん」
「それなら、副隊長はエリカさんですね」
「へっ? 私?」

黙って聞いていた赤星が思いもしないようなことを言うので、思わず間抜けな声をあげて彼女の方へ顔を向けてしまった。

「うん。優しいみほさんと、厳しいエリカさんでいいバランスです。二人で力を合わせれば、きっと西住隊長だって超えられます!」

そりゃ……今の所、同期では西住みほ以外に負ける気は無いけど。


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