過去ログ - 【ガルパン】逸見エリカ「友情は瞬間が咲かせる花であり、時間が実らせる果実である」
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30:名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:22:49.83 ID:+3HHJ9Wn0
〜〜

「……副隊長? 私が、ですか?」
「ああ」
「その……失礼ですが、どうして私……なのでしょう、か。他にも、適任な先輩方が……」
「……」
「あの、西住隊長」
「みほと……同じことを言うんだな。お前も」
「っ……」
「すまない、今のは忘れろ。今まで思えば、私は後進の育成に熱心ではなかった。特に、将来の隊長という点でな」
「…………妹さん、が。いたからですか?」
「ああ。その通りだ。みほなら、私とは違う新しい風を黒森峰に吹き込んでくれると思っていたのだが……すまない、これも忘れろ。今日はどうにも、口が過ぎる」
「いえ……心中、僅かながらですが、お察しします」
「ありがとう、話を戻す。いなくなった者を悔やんでも仕方ない。が、今から普通に教えたのでは時間が足りない。お前には副隊長と言う、私に近い立場から私を見て、隊長とはどんなものか学んでほしい。無論、私が教えるべきことは教える。西住流と共にな」
「私が、西住流を?」
「ああ。お前は私の後輩の中で最も西住流に近い感覚とセンスを持っている。私の西住流で作り上げた今の部隊を引き継いで、最もうまく運用できるのはお前だろう」
「……分かりました。逸見エリカ、副隊長として誠心誠意努力し、隊長の後を引き継いで見せます! ありがとうございます!」
「ああ……これからよろしく頼む。エリカ」
「……はい!」





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