過去ログ - 武内P「これは……私の抱き枕?」
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7: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2016/09/24(土) 20:05:55.16 ID:Pq23FA/x0
杏「腕枕はいくらなんでも無理なことぐらいわかるよ。けどプロデューサーは杏が腕枕がダメで落ち込んだフリしたのを見て罪悪感を覚えたよね」
武内P「え、ええ。その通りです」
杏「二度も続けて断るなんてこと、優しいプロデューサーにできっこないからね。さっきの形にもっていかれた時点でプロデューサーの負けだよ」
杏「プロデューサーが打つべきだった手は、腕枕を拒否しつつ『プロデューサーの方から』代案を出す。とっさに考えがでないなら携帯が震えたフリでもしてその場を離れて、後日プロデューサーの方から話を切り出す。重要なことは主導権を握り続けること。プロデューサーってば押しに弱いから」
武内P「……なるほど」
杏「もし受けに回って逃げることもできないなら、徹底して話の趣旨をずらして『負けない戦い』をするように」
杏「気をつけてねプロデューサー。杏がさっき使ってたテクぐらい、Pグッズの所有者は息を吸うように自然とやってくるから」
武内P「双葉さん……本当に、ありがとうございます」
杏「……お礼を言うぐらいなら諦めてほしいんだけどなあ」
武内P「……申し訳ありません」
杏「ああ、もう。謝んなくていいから。ほら、行った行った」
武内P「ええ。それでは失礼します」
ガチャ、バタン
杏「なんだろうこの感覚……HFルートでライダーの協力無しで最終決戦に向かう士郎を見送るような……まったくもう!」
杏「杏は面倒なのは嫌いなのに」
ガチャ、バタン ペタペタペタ
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