過去ログ - ジュリア「夢みる歌姫と」千早「ギター少女」
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32:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 00:46:41.35 ID:28zoD9Qao
P「今回は765プロ特集にしてもらって、事務所から四人選抜した」

ロコ「……だとすると他のメンバーは誰なんですか?」

P「あとは、千早、ジュリア、まつりだな」
以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 00:47:36.83 ID:28zoD9Qao
P「深夜とはいえ全国ネットだ。まだ四人はお世辞にも人気者といえないから……チャンスをものにするんだぞ。もちろん俺も最大限サポートするから」

ロコ「もしかして、ロコだけヒイキしてくれたりするんですか?」

P「……んなことすると思う?」
以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 00:48:04.87 ID:28zoD9Qao
先日のジュリアの前座もそのような意図があった。千早とジュリア、お互いのライバル心の刺激……。

P「あの二人もそこそこ似た者同士だから……」

ロコ「プロデューサー、もしかしてアローンな時間が長くて独り言が癖になったタイプですか?」
以下略



35:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 00:48:45.22 ID:28zoD9Qao
……

ロコ「アート……アート」

ロコはアイディアを求めて、一人町中を歩いていた。
以下略



36:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 00:49:19.88 ID:28zoD9Qao
ロコ「みんなは苦しくないんでしょうか……」

少なくとも、同じ年代の女の子……765プロのみんなは、学校の人たちより生き生きしているとロコには思えた。
楽しんでいるばかりではなくて、真剣にアイドルと向き合って、苦しさすらも真正面から受け止めていた。

以下略



37:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 00:49:51.18 ID:28zoD9Qao
そんな中、突如、女性の声が聞こえた。
ロコが視線を向けた先で小学生ぐらいの背丈の女の子(?)が居酒屋の店主に抗議していた。

?「ちょっと、どうして飲ませてくれないわけ!?」

以下略



38:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 00:50:43.25 ID:28zoD9Qao
……

このみ「全く……融通が利かないのね、あの店」

そりゃあ、証明するものがなければ小学生にしかみえないだろうとロコも心の中であの店主に同意する。
以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 00:51:12.47 ID:28zoD9Qao
このみ「恋に敗れ、学校に行く気力も無くて、この街でやけ酒って算段よね?」

ロコ「いえ、一部正しいアンサーですけど、全体としては間違いです」

そもそも、未成年がやけ酒はまずいだろうと言及する気力はもう無く、
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 00:51:52.21 ID:28zoD9Qao
このみ「サボった理由、聞かないわ。もし話してくれても、それはロコちゃんにしかわからないことだろうから……」

このみは、優しくも神妙な面持ちになるので、ロコはその言葉に聞き入ってしまう。

このみ「だから、大人の意見としては、今しかできないことをやったほうがいいんじゃないかって思う」
以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 00:52:35.95 ID:28zoD9Qao
空の雲はいつのまにやら捌けており、初夏の日差しが降り注いでいた。

このみ「でもロコちゃんは学校に行く必要もあると思っているのよね?」

ロコ「……アグリーします。アテンダンスがないと卒業できませんから」
以下略



42:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 00:53:04.67 ID:28zoD9Qao
……

駅から離れる方向へと通りを歩き、途中の細い路地を曲がると地下への階段が現れた。

このみ「赤羽でも珍しい雰囲気の場所だから気に入ってるのよ」
以下略



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