過去ログ - [ラブライブ SS]海未「あの頃から何年」
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10:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 02:30:24.61 ID:gL74ZHrO0
「真姫まで……」

「正直スポーツおばけの凛と張り合える人なんて同じおばけの穂乃果くらいしかいないしね。 だからずっと相手していてもらったほうが私としても楽できていいってわけ」

「穂乃果ちゃんは何おばけなの?」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 02:31:07.24 ID:gL74ZHrO0
「あー、楽しかったー!!」

「久しぶりに練習に顔出しましたが、あの調子だと今度のライブも問題なさそうですね」

「そうだね。 とりあえずことりたちが引退してからもちゃんと頑張ってくれてるみたいで良かったよ」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 02:32:52.82 ID:gL74ZHrO0
「あはは……。 だってラブライブってさ、ほかの部活で言ったらインハイみたいなものでしょ?」

「確かに時期や規模で言ったらそうなりますね」

「ならさ、それが終わったら私たちは次の夢に向かって頑張らなきゃいけないんじゃないかなって、そう思ってさ」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 02:33:30.67 ID:gL74ZHrO0
「うん。 スクールアイドルは楽しくて、みんなと輝ける場所で、私を成長させてくれた。

……でも私たちにはもっと大切なものがあるから……」

「……大切なもの?」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 02:36:21.36 ID:gL74ZHrO0
穂乃果が濁した言葉、
『大切なもの』

あの子がスクールアイドルを手放してまで得ようとしたもの。
きっとあの子なりに私やことりの進路のことを考え、ひたすら悩んだ末に出した決断だったのだと、その時の私は思っていた。
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 19:11:18.26 ID:gL74ZHrO0
ー2ー

あれから幾つかの月日が流れた。

私は都内の大学に進学することが決まり、穂乃果も今からすでに穂むらで働く気満々でいる。
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 19:11:55.84 ID:gL74ZHrO0
「とうとう私たちも卒業かー。 寂しくなるね……」

「そうですね。 去年卒業した先輩方もこんな気持ちだったのでしょうか」

「去年は絵里ちゃんたちが卒業してから海外に行ったんだよねー。 あぁ、あれももう一年も前のことになるんだなぁ」
以下略



17:名無しNIPPER
2016/09/26(月) 19:13:18.56 ID:gL74ZHrO0
ガララッ

「穂乃果ちゃん? 海未ちゃん? いるー?」

「あっ、ことりちゃんだ! たすけてー!」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 19:14:15.75 ID:gL74ZHrO0
「……あっ、もう。 逃げ足の早い子ですね本当に」

「あはは。 だいたい何があったか想像つくけど、今日くらいは今まで頑張ってきたご褒美をあげてもいいんじゃないかな?」

「……ことりにそう言われてしまうと、……はぁ。 それもそうですね。 あの子にとっては学生として最後の長期休暇ですし、見逃してあげますか」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 19:15:25.05 ID:gL74ZHrO0
「こ、ことり?」

「……。 海未ちゃん」

「は、はい」
以下略



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