過去ログ - 【ミリマス】765プロ昔話『だいくとおにろこ』
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/09/26(月) 23:17:03.49 ID:COmojWpi0
むかしむかし、あるところに流れの早い川がありました。

幅の広い大きな川でしたが、大雨が降った日などは山からどうどうと流れる水がやってきます。

そうなると、川の水は岸をわたしている橋をくだき、ひしゃげさせながら押し流していきます。何度橋をかけなおしても同じことがくりかえされるので、人々は大変困っておりました。

橋がないと、ずっと下流へ遠回りせねば向こう岸まで行けません。橋が流されるたびに、村の者も町の者も、歩いて歩いて、やっとのことで川を渡るのでした。

すっかり弱った川岸の人々はみな寄り合って相談し、腕の立つ大工に、川の流れに負けない丈夫な橋をかけてもらうことにしました。

恵美「それはほうっておけないね。アタシにまかせておきなさい」

困り果てた人たちを思いやった大工は、彼らの頼みをこころよく引き受けたのでした。


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