14: ◆JfOiQcbfj2[saga]
2016/09/28(水) 18:30:46.21 ID:UB/pX29A0
まゆはそれを見届けると仁奈の後ろに膝立ちの姿勢で座り込む。
「じゃあ、身体を洗いましょうか。仁奈ちゃんは前のほうをこれで洗ってください。背中のほうはまゆが洗いますから」
そういってボディシャンプーをつけたタオルを仁奈に渡す。仁奈は元気よく返事をするとゴシゴシという擬音がぴったしのように身体を拭きはじけた。
その子供らしい仕草に少し微笑みながら小さな背中をまゆは優しく洗っていった。
「きもちーでごぜーますー……」
「痛かったら言ってくださいねぇ」
子供特有の柔らかい肌を傷つけないようにゆっくりと洗っていく。といってもあまり念入りに洗って冷えてしまっては意味がないのである程度洗ったところでシャワーを手に取る。
「じゃあ後ろから流しますから、大丈夫でしょうけど目を閉じていてくださいねぇ」
「はーいっ」
そのまま身体についた泡を洗い落としていく。
「はい、いいですよ」
「ありがとうごぜーます!」
「じゃあ、先に美穂ちゃんの方に行っていてください。まゆも洗ったら行きますから」
「……うーん」
「どうしました?」
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