過去ログ - フレデリカ「朝食前の一欠片ごっこ」
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25: ◆TDuorh6/aM[saga]
2016/10/05(水) 02:34:10.87 ID:e+cGdwwf0





初めてのライブは、すっごく盛り上がったよねー。
失敗も理想も飛び越えた、ものすっごいライブ。
もちろん、まだまだファンも中国の人口に比べたら少なかったけどねー。
でも、楽しかったなー。


歌って、踊って、喋って、また歌って。
アタシが手を振るたび、光の波がザーッて揺れる。
アタシが笑顔を向けると、みんなが笑顔になってくれて。
その時ねー、アイドルやっててよかったなーなんて思ったり。


「凄かったぞ!大成功じゃないか!」


「いぇ〜い!アタシ、アイドルっぽかったー?」


プロデューサーも、舞台から降りたアタシの手を取って振り回して。
もしかしたらアタシ以上にテンションあがってたかもねー。
こーふん冷めやらぬアタシよりも勢い凄かったもん。


「…ありがとねー、プロデューサー」


「おう!これからも二人三脚で頑張っていこう!」


今日来てくれたファンよりも、もしかしたらアタシよりも笑顔だったかもね、あの時のプロデューサー。
あー、この人と二人三脚で頑張ってきたからなんだなーなんて。
ちょっと嬉しくって、なんだかまた歌いたくなってきちゃったなー。


「もう一曲、歌ってきていーい?」


「時間まだ余裕あるし、大丈夫だろ」


それじゃーそれじゃー、アンコールだね。
最初にって約束は結局守れなかったから。
この一曲は、最初のファンになってくれた人に向けて。


「みんなー!愛してるからも〜一曲いくよー!」





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