過去ログ - 【艦これ】エラーねこのなく頃に 艦こまし編
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42:名無しNIPPER[sage]
2016/10/17(月) 10:48:36.86 ID:zmlz8bbAo
足柄さんほんっとかわいい……


43:名無しNIPPER[sage]
2016/12/07(水) 07:05:17.62 ID:867/vXfN0
待ってる


44: ◆KFFL7SRdLI[saga]
2016/12/07(水) 10:04:55.30 ID:viYYOFy10
ソロモンよ! 私は帰ってきたっぽい!

お久しぶりです。
長らく待っていた方には伏してお詫びを。特に待ってないよという方は過度な期待をせずに見てやってくだせぇ

以下略



45: ◆KFFL7SRdLI[saga]
2016/12/07(水) 10:08:01.50 ID:viYYOFy10


「さーてと、龍田はどこか――ふわぁ〜〜」

盛大に欠伸を零しながら相方を探しているのは、眼帯の軽巡天龍。
以下略



46: ◆KFFL7SRdLI[saga]
2016/12/07(水) 10:09:55.42 ID:viYYOFy10

「……なーるほど。じゃいっか」
「ふふふ、な〜に? 天龍ちゃんたら寂しいの? 向こうの席行く〜?」
「行くかバーカ。ほれ早く食おーぜ」
「はいは〜い」
以下略



47: ◆KFFL7SRdLI[saga]
2016/12/07(水) 10:12:49.19 ID:viYYOFy10
テーブルを叩いてガーッといきり立つ天龍を窘める龍田。
騒がしいことこの上ないが、漫才じみたその一連のやり取りは最早鎮守府の風景の一部なので誰も気に留めもしない。

「遠征でてっぺん取ってどうすんだよ!? オレはもっとこうバリバリ戦いてーの!」
「遠征の最中にたまに戦ってるじゃない」
以下略



48: ◆KFFL7SRdLI[saga]
2016/12/07(水) 10:16:26.31 ID:viYYOFy10
そうして息巻いて話していた天龍だったが、話の途中から脱力していき、そのままぐへぁーとテーブルに突っ伏してしまった。
無理もない。彼女は長時間遠征明けで体力が完全に戻っていないのだ。
ただ、理由はそれだけではないのを龍田は察していた。

「天龍ちゃん、何かあったの?」
以下略



49: ◆KFFL7SRdLI[saga]
2016/12/07(水) 10:18:24.83 ID:viYYOFy10
「ほら、あいつとオレらって同期だろ? オレらがチビ達と輸送任務に励んでいる一方で、あいつは自慢の魚雷で戦艦やら何やらをポンポン沈めてんのかなぁって思うとさぁ〜……」

盛大な溜め息と共に再び完全に脱力しきった天龍は、さながら夏場の路上に零れ落ちて溶け出したアイスのようだった。

(あー……これは当分引きずりそうで面倒くさそうだわ〜)
以下略



50: ◆KFFL7SRdLI[saga]
2016/12/07(水) 10:20:40.70 ID:viYYOFy10
(いつもなら暁ちゃん達をけしかけて誤魔化すところだけど〜……)

ちらりと六駆の子らの方を窺って、楽しそうにしているのを邪魔するのもどうかと頭を捻る龍田。

しかしそこでふと、自分が食堂の入り口付近のこの席を選んで座った理由を思い出し、彼女は薄く笑った。
以下略



51: ◆KFFL7SRdLI[saga]
2016/12/07(水) 10:23:36.67 ID:viYYOFy10
あの木曽も二度の大規模改造を経て、強力な先制攻撃が可能な重雷装巡洋艦へと進化し、敵戦艦らと渡り合えるようになったのだ。
ならばこちらも同様に戦果を上げるには、改造を経て戦力の増強を図るのは道理である。

「でもよ、あの提督が許してくれると思うか? オレが今まで何度も頼んでも、あいついつも『燃費が悪くなるから却下』の一点張りだったじゃねーか。お前も知ってんだろ?」
「あれは頼むというより、天龍ちゃんの一方的な駄々こねだった気がするけど〜」
以下略



52: ◆KFFL7SRdLI[saga]
2016/12/07(水) 10:26:44.02 ID:viYYOFy10
「まあまあ。とにかく、次は私も一緒に説得してあげるから〜……ね?」

交渉の基本の一つは、相手にこちらの要求を呑むと得られるメリットを提示するか、呑まないと降りかかるであろうデメリットを提示するか。
前者はそこそこに、しかし後者に関しては最早十八番である龍田の交渉術という名の脅迫と言外の圧力に対抗できる者は少ない。
そんな龍田が説得に加われば、提督が膝を屈する未来も見えてくるというもの。
以下略



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