過去ログ - 【君の名は。】「君の名を。」【夢と知りせば(仮)】
1- 20
26:名無しNIPPER[saga]
2016/10/08(土) 01:37:13.19 ID:uLEGWB8lo
「…久し振り。みつは」

とびきりの優しい声でその人を迎え入れる。

「瀧くん…!瀧くん!瀧くん!瀧くんがいるっ!」

ニヘラとぶきっちょな笑い方をする。そうだ。この笑い方を目掛けて来たんだ。

「…みつは」

ずっと忘れていた、忘れたくなかった、忘れちゃいけない、そして、もう二度と忘れないその名前を呼ぶ。

「三葉。三葉。三葉。」

「瀧くん。瀧くん。瀧くん。」

二人でお互いの名前をずっと呼び続ける。

「…あっ!あああ、あんたぁ!」

突然思い出したように顔を真っ赤にする三葉。えっ俺何かやった?

「あんた!私のおっぱい何回触ったんよ!全部見たんやからね!」 

しまった。バレた。一回だけで通してたのに

「あ、あああ悪い!すまん!」

取り合えず謝っておく。目の前におっぱいがあれば触るのが男子だが、三葉には逆らえない。

「何回触ったんよ!」

これはもう、正直に言うしかない。

「10回全部…」

正直に言う。すると三葉が耳まで真っ赤にする

「ほ、ほんとにそんなに触ったの!?信じられんわ!」

やはり嘘は通らないらしい。正直に言わねば。

「うっ…寝るときとか色々含めたら20回以上…」

多分34回だが、嘘はついていないのでよしとしよう

「えぇ!?ひ、人のおっぱいを何だと思ってんのよ!ばか!へんたい!」

そ、そこまで言うか。そう思ったら、今度は突然言葉尻が弱くなって

「せっ…責任…取ってもらうからね…」

なんだこの可愛い生き物

三葉の顔を抱きよせ、ハグをして、耳元で、言う。

「すきだ。」

三葉は俺をの体を強くホールドして呟くように「もう…この男は…」と言った。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
34Res/26.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice