3: ◆CfShMv7DuQ[sage]
2016/10/13(木) 00:32:12.38 ID:tOco4t+c0
俺とほたるは元々プロデューサーと担当アイドルという関係だった。
俺が勤めていた事務所のオーディションをほたるが受験した際、何故こんなダイヤの原石のような子がフリーな立場なのか、そう疑問に思える程トップアイドルになり得る素質を抱えた子だと、俺は衝撃を受けたのだ。
確かにダンスや歌はまだまだ未熟だったが持ち前のストイックさに加え、どこか冷めたような目の中にもトップアイドルになりたい!という強い意志を感じた俺は社長に直談判し、無事白菊ほたるの担当プロデューサーになることに成功した。
後日、顔合わせの時の会話は今でもハッキリと覚えている。
P「オーディション合格おめでとう。俺がこれから君を担当する○○だ。よろしくな。」
そう言って差し出した俺の手をほたるは少し不安げに、まるで自分がこの手を握ってしまって良いのかという感じで手を取らず
ほたる「こちらこそよろしくお願いします。・・・あの、本当に私なんかがオーディションに合格してしまって良かったんでしょうか?」
白菊ほたるという少女は自分に自信が持てないタイプだ、ということにオーディションの時から薄々気がついていた俺はこの発言もその自信の無さからきているものだと思い
P「私なんかが、なんて言い方はしないで良い。ほたるは間違いなくトップアイドルになれるアイドルだ。俺が保証する。」
そうフォローした。
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