過去ログ - みほ「お姉ちゃんは天然ジゴロ」
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88:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 02:29:04.41 ID:UI2cuFxMo

久子「いいから。年寄りのお願いを聞いとくれよ」

まほ「……ではご馳走になります」ペコリ

久子「うんうん。腕によりをかけて作るよ」

スーッ..ピシャッ..

麻子「………………」

まほ「………………」

麻子(あのおばあがそこまで褒めるなんて……この人はそこまで魅力的なのか?)チラ

まほ「」

麻子(……顔は整ってる。おばあが言うようにキレイでカッコいい……んだと思う)

麻子(そして……スタイルもいい。正座している姿勢も)

麻子(後輩に……いや、同学年からも慕われていて、戦車道では全国屈指の実力者)

麻子(沙織曰く、すごく優しくて頼りになる人で、年上らしい包容力があり、とても話しやすい……か)

麻子(……非の打ち所がないじゃないか)ジーッ

まほ「?なんだ?」

麻子「っ!」ドキッ

麻子(ま、待て。なんで今ドキッとした?これまで何度だって目が合ったことはある。会話もした。なのに……)

まほ「…………」スッ

麻子「!?」

麻子(な、なんだ!?何故近付いてくる!?)

まほ「」スーッ

麻子「ま、待て……//」

麻子(まさか……おばあが買い物に行ってこの家に私と二人きりだからといって、何かするつもりじゃ……///)ドキドキドキ

まほ「」スッ

麻子「っ!」ギュッ!(強く目を瞑る)

麻子「……………………」

麻子「………………?」

まほ「とれた」

麻子「…………え?」

まほ「まつ毛にホコリがついていたんだ。ほら」

麻子「……………………あー……」

麻子(なんだ……そういうことか……ビックリした)

麻子(いや、当たり前だよな。いきなり襲い掛かるなどありえない。あのおばあが認めた人なんだから)

麻子「………………」

麻子(そう、あのおばあが認めた……人)

ドクン..

麻子「っ……///」



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