過去ログ - 水本ゆかり「お誕生日のわがまま」
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7: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/10/18(火) 00:07:28.99 ID:aPCM3E6jO
P「今日は少し肌寒いな」
ゆかり「そうですね。今月の初めくらいから、秋らしい気候になってきたと思います」
P「だな。風邪とかひかないように、気をつけるんだぞ」
ゆかり「はい……きゃっ」
びゅーーっ
P「今日は風も強いな」
ゆかり「少しびっくりしてしまいました……」ブルッ
P「大丈夫か?」
ゆかり「大丈夫です。今の風が、特別冷たかっただけですから」
ゆかり「明日からは、手袋を持ってきてもいいかもしれませんね」
P「持ち運んでおけば、寒い時に身に着けられるからな。いいんじゃないか」
P「今、手がかじかんだりとかは?」
ゆかり「そこまではいきませんけど……結構、冷たいかも」
P「結構、か」
ゆかり「はい」
ゆかり「………」
ゆかり「えいっ」ピトッ
P「おわっ!?」
P(いきなり頬にゆかりの手のひらが当てられて、冷たさと驚きで素っ頓狂な声をあげてしまった)
ゆかり「これくらい、冷たいです」
P「わざわざ頬に触れなくてもわかるのに」
ゆかり「うふふ♪」
P「まあ、それは置いといて。手、冷たいな」
ゆかり「やっぱり、そうでしょうか」
P「ああ。だから」
ぎゅっ
ゆかり「あっ……」
P「手を繋いだら、少しはマシになるかもしれないな」
ゆかり「あ、ありがとうございます」
ゆかり「ちょっと、恥ずかしいですね……照れてしまいます」
P「いやだったか」
ゆかり「いいえ」
ゆかり「恥ずかしいけれど……温かいです」ニコッ
P「そうか」
P(ゆかりの頬が赤いのは、寒さのせいか、あるいは……)
ゆかり「こうして歩いていると、本当にデートみたいです」
P「みたいじゃなくて、本物のデートをする約束じゃなかったか」
ゆかり「あ……そうでした」
P「ゆかりはたまに天然が出るな」
ゆかり「ふふ、おかしいですね」
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