過去ログ - 【ラブライブ!】〜1レスSS キャラクターとお題を下さい〜 
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15: ◆Pv38Oo/i4M[saga]
2016/10/19(水) 09:23:37.46 ID:fTOKQEuMo
 そういうと同時によしみがダッシュ!
 残った私たちはというと、顔を見合わせて首を傾げる。
 千歌ちゃんもキョトンとした表情を浮かべて――

「あー! 逃げたな―! 追うぞ! そいつがルパンだ―!」
 
 同じようにダッシュ!
 途端に騒がしくなった体育館の中で、顔を見合わせることしか出来ない私達。
 まったくもって。
 苦労性?
 違うかな。
 むしろ貧乏性? ――クスクス。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 息も絶え絶えと言わんばかりに、ゼーハー言ってるよしみが連れてきたのは
 なんと、松浦果南ちゃん! 
 Aqoursのメンバーにして運動お化け(って、泣きながら千歌ちゃんが言ってた)

「こらー! 千歌は練習サボって〜! って言いたいところだけど、私もね、今日はお店の手伝いが合って帰らなきゃいけないから」
「ええー! 果南ちゃん今日は練習参加しないの!? じゃあ、こんなことやってないで、さっさと練習行こうよ」
 
 千歌ちゃんが呼び出したんじゃないんかい!
 とツッコミたいのを我慢して。
 卓球勝負は始まるのでした――。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「曜が相手なんてね。これもAqoursの宿命のなせる技かな」
「時折果南ちゃんが千歌ちゃんの幼なじみなんだなって感じる時があるよ」
「うわー、なにそれー。侮辱?」
「ちょっともう! なんでチカの幼なじみであるのが侮辱なのさ!」

 曜ちゃんに敵うわけがない、最初から決め込んでいた私たちは
 よしみが連れてきた助っ人にすべてを託すのでした。
 できれば梨子ちゃんを引っ張り込んでから参加しますので
 なんて、する気もない約束(おおよそ叶えられるはずも無さそう)をして。

 多分だけど。
 この二人の勝負で決着はついてしまいそうな気がするから――

「サービスエースでさっさと勝負を決めなくっちゃね」
「悪いけど果南ちゃん、瞬発力は私のほうがあるんだから」
「持久力に勝るものはないんだよ、曜ちゃん?」
「すぐに勝負を――決める!」

 果南ちゃんから放たれたサービスエースをすげもなく打ち返し、ラリーが始まる。
 カコンカコンと言った小気味のいい音を建てて続いていく。
 ガチ勝負! と言った感じの二人に引き気味だった私達も興味を持って勝負を見守る。
 卓球の球はすごいスピードでお互いの陣地を行ったり来たりしていて、目で追うので精一杯。

「どうしよう、チカより上手だ」
 
 うん。千歌ちゃんは泣いていい。
 反復横跳びをするみたいの動きから、卓球台を離れてのラリーが始まる。
 これ、日本代表? オリンピック? とにかく。

 私達の出番は無さそうだね――。 


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