31:名無しNIPPER[saga]
2016/10/18(火) 23:39:47.98 ID:snFV7Fpq0
「輝かなくちゃいけないって、まぶしくならなきゃいけないって、いつでもそう思っていたんです。アイドルなんだから、って。でもそうしたら、怖いのに、笑ったり、つらいのに、もっと努力するなんて言ったり……そんな風に、なっていたんです。気付いたら、わからなくなっていて……」
理想だから、そうするのか。
仕事だから、そうするのか。
本心だから、そうするのか。
「あの……思いませんか?」
再び胸からせり上がるものがありました。
溺れるような心地に襲われ、それを逃れるように、私は顔を上げてプロデューサーさんの目をしかと見つめました。
そして喉から這い出した、ひきつった声で、
「それって……それって」
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