38:名無しNIPPER[saga]
2016/10/18(火) 23:43:43.30 ID:snFV7Fpq0
私は口をつぐみました。
そんな大層な話をしたつもりもなかったのです。
けれども確かに、私の理想は、そういうことなのかもしれませんでした。
「でも」
と、私は声を絞りました。
「アイドルというのは、純粋なものでなければならないのでは? そうあって欲しいと、お客さんは望んでいるのではないですか?」
「それはちょっと違う」
ぱっ、と広げた両手を振って、彼は笑顔を見せました。
それから軽く身を乗り出すと、瞬きする私に向かって続けました。
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