17:名無しNIPPER[sage]
2016/10/19(水) 01:37:06.99 ID:QB1AagmFO
海未は突然のことに動揺を隠せなかった。
「私が、ですか?」
「そ。せっかくだし、何か1曲でも弾けるようになりたいと思わない?」
「とはいいましても・・・」
ますます困惑した。第一、楽譜を読むのにも時間がかかるというのに、それを弾くだなんて。
「楽譜なんていらないわ」
さらりとそう言って、真姫はそばに置いてあった小さな丸椅子を、今真姫が引いた椅子の左側に置いて座った。
「さ、早く」
海未は断ることもできず、いわれるがままに椅子におずおずと腰を下ろした。
しかし、左右に広がる白と黒を前に為す術もなく。
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