過去ログ - 高垣楓「夢と現を、月見で一杯」
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9: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/10/21(金) 06:22:38.28 ID:KNNRsk+y0

「……プロデューサーのことです。どうせそんなことを言いながら、コンビニで買ったおにぎりやおつまみなんでしょう?」

「失礼な。今回はちゃんと、駅の売店で買った正真正銘、地方の味だってありますよ」

「酒の肴に、お土産のお菓子ですか」

「結構、つまみになりそうなのがありました。どうです? 興味湧いて、きませんか?」

 それでもなお不機嫌そうな表情の楓に、プロデューサーが腕時計の盤面を向けて指さした。

「何度も言いますけど、明日の朝は早いんです。今日のところは我慢して……今度、別の形で埋め合わせはしますから」

「むぅ」

「膨れても、駄目ですからね。まぁ……楓さんがこのままここで駄々こねて、
 自販機のお酒すら買えずに眠りたいって言うんなら、話は変わってきますけど」


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