63: ◆HACkWQpQbk[saga]
2016/10/22(土) 17:28:33.33 ID:1dmR7XxL0
階下は月明かりが漏れていたので闇ではないが、上と下が明るくってそこだけ暗いのはいよいよ不思議である。
すると突然目の前を王妃のものとは違う靄が部屋を駆け抜けた。
これも悪霊ではなさそうだから追いかけると、はたして王冠を乗せた立派な威厳の王様であった。
やはり先の王妃と似たようなことを頼むので二つ返事で了承しておいた。
しかも先ほど暗い階があったろう、あそこが親玉の巣くう本拠地で、そいつをこらしめればここの悪霊も消え去るだろうと何の根拠もない情報を寄越してきた。
しかし我々は情報に全く困窮していたからありがたく参考にさせて貰うことにした。
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