過去ログ - とあるゾードム帝国軍人の話
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/22(土) 19:50:09.19 ID:h+OGBH1y0
「いやーほんと隊長喜んでたぞ。これで子供をゾードム首都に教育にやれるって。」

モスキートはワスプの誘導弾を遥かに超える大火力を精密()に誘導するというのが売りだ。
おかげで搭載が可能な機体が限られている。
如何にゾードム帝国有利といえども戦時中に一企業の製品開発に協力できる程のサイズで遊んでる機体なんて…いたんだな…
以下略



9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/22(土) 19:51:04.72 ID:h+OGBH1y0
 


10:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/22(土) 19:51:39.76 ID:h+OGBH1y0
「なあ奴らきたってよ」

知っているさ。
だからこうして機体チェックをかけてるだろ。


11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/22(土) 19:52:17.14 ID:h+OGBH1y0
「帝都から輸送列車の襲撃ときて、鉱山守備隊を抜いて地下ダムからこっちに上がってくるだろうな」

3機小隊らしいが大したもんだな。
なんとかやってみるさ。


12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/22(土) 19:53:16.67 ID:h+OGBH1y0
「で、お前は何してんの。後方待機って命令だ。」

「事実、動ける機体はもう出ていってる。そんな木偶の坊に出番も何もないぜ。」

試験直前で準備が整ってるのは不幸中の幸いだ。
以下略



13:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/22(土) 19:54:02.96 ID:h+OGBH1y0
「…どこにだよ」

奴らの最終目標は恐らく空港、そしてガイアーだ。
地下ダムから無理やり上がってくるとするとどのルートでも小型機体にすら狭い。
少なくとも1機くらいは最下層に降りてくる。


14:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/22(土) 19:54:53.80 ID:h+OGBH1y0
「最下層…原子炉か」

そう。奴らの作戦傾向からいえば行きがけの駄賃でこれも狙ってくるだろうな。
それにここなら搬入レーンを使って滑走して初速が稼げる(関節の負担も減るなあ)。


15:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/22(土) 19:55:42.26 ID:h+OGBH1y0
「そいつにはまともな武器がない」

俺以上にこいつを動かせる奴はいない。やれるさ。
最新鋭の兵器も積んでるし、地の利もある。冷静な判断だよ。
この上ない実績を得るチャンスなんだよ。


16:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/22(土) 19:56:33.75 ID:h+OGBH1y0
「…暇つぶしの相手が減るのは困るんだよなあ」

はやくつれていってくれたまえ。


17:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/22(土) 19:57:19.98 ID:h+OGBH1y0
冷静だなんて嘯いた。実際なんでこんなことをしてるのか。
基地でゆっくり待機していれば良かったのに。
でもなあ、

「1機抜かれた。読み通り最下層にくる。上手くやれよな。」


18:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/22(土) 19:59:00.79 ID:h+OGBH1y0
そんなことを考えている余裕はもうない。
なあに簡単だ。

まずバウンドランチャーを撃つ。
多少広いとはいえこの閉所。当たらぬまでも大きく動きを制限できる。
以下略



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