過去ログ - 理樹「次に目を開けると深夜を徘徊する老人となっていた」
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38:名無しNIPPER[saga]
2016/11/03(木) 22:21:14.64 ID:LHqQA6bo0
居間

理樹(流石に電話帳にも何も書いていないという事は無かった。そして運の良いことにリトルバスターズ全員分の番号が記されていた。しかし、その中でも知らない人の名前が平然と載っていることが不気味だった。道理で考えればむしろそれが当たり前だが、やはり奇妙な気分になる。それが自分の筆跡なら尚の事だ)

理樹「………うぅ」

恭介「どうした、緊張するのか。あんたの友達なんだろ?」

理樹「それはそうなんだけど……この世界でどんな仲になっているかも分からないし………」

恭介「そんなものかけてみるまで分からないだろ……あっ、そうだ!じゃあ俺が話してやるよ!そんで良さげな雰囲気だったら爺ちゃんに代わるからさ」

理樹「険悪なムードなら?」

恭介「死んだと伝える」

理樹「もう二度と修復出来なくなるじゃん!」

恭介「はははっ、冗談だって!じゃあまずは誰からだ?」

理樹「五十音順だから……真人だね」

恭介「井ノ原……ああ、この人ならたまに爺ちゃん自身から話を聞いたりしたな。どんな時も笑いながら話してたし多分大丈夫だろ」

理樹「えっ、どんな話?」

恭介「さあ……もうかなり前だからうろ覚えだが、確か全身にハチミツを塗りたくって……ライターで諸共退治?」

理樹「ああ、分かった……」


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