過去ログ - 理樹「次に目を開けると深夜を徘徊する老人となっていた」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/10/23(日) 21:59:57.75 ID:91/sq7P+0
夕方
帰り道
理樹(既に冬に近づいているということもあり、空はもう茜色に染まっていた)
鈴「理樹、重たくないか?」
理樹「ううん、大丈夫だよ」
理樹(重さの5割はモンペチが占めているけど)
鈴「半分持つぞ」
理樹「半分?」
鈴「ほらっ」
理樹(そういって鈴はビニール袋の片方の持ち手を支えてくれた。2人で一つのビニール袋……なんだかこの構図は小学校の給食当番を思い出すな)
鈴「ふっ、なんだか久々にカップルらしい事をしてるな」
理樹「そ、そう?」
理樹(まずいな。早速価値観の違いが現れてしまった)
鈴「そうだ。今度またどこか遊びに行こう。恭介にバレないような遠いところで」
理樹「ああ……前はいつの間にか監視されてたもんね…」
鈴「理樹はどこ行きたい?」
理樹「映画館とか遊園地はありきたりだしね……そうだな……あっ」
鈴「思いついたか」
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