過去ログ - 【ペルソナ5 奥村春SS】春のまにまに
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/24(月) 21:57:47.31 ID:Y3tzY7X6o
 ダメ。無理。抗えない。蕩けちゃいそう。

 経験のなさに起因する想像力の乏しい頭でこの先にありそうな行為を思い浮かべると、体の内側のどこかで疼きにも似た熱を感じた。

 これから、魔性の男のような魅力をもった彼に、知恵の泉のような知識で私のいたるところを、ライオンハートのような大胆さと慈母神のような優しさで、超魔術のような指で、弄ばれる。

「こっ、ここじゃ、ヤダ……。ベッド……いこ?」

 火照る顔と沸騰しそうな頭でなんとか紡ぐことのできた声は、もはや抵抗の意思は持ち合わせていなかった。誘いの台詞となんら変わらない。

 覚悟は、まだ、できてないけど、それでも、彼となら……。

 しかし、そこで返ってきたのは思いもよらぬ言葉だった。


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