10:名無しNIPPER
2016/10/26(水) 01:37:30.97 ID:DdD2BNiL0
ただな、聖來、お前は一人じゃない。
大いに悩み、大いに迷う権利はあれど、それを義務と感じるのなら負担してやる。
それが俺の、水木聖來担当プロデューサーの存在理由だ。
身嗜みを直し終えると、聖來が腰に手を回して来た。
正直、場所が場所だけに遠慮願いたい所だが、まあ今だけは許してやろう。
ハンチングの頭を撫でながら、改めて問い掛ける。
「これが最後なんて俺が許さねえ。なんせ俺たちはトップアイドル目指してるんだ。そうだろ?」
大きく頷き、聖來は腕の力を強めた。
「なら軽く世界唸らせて来い。聖來なら出来る」
「……うん、分かった」
夕焼けで真っ赤に焼け世界で、聖來はとびきりよ笑顔を魅せてくれた。
さて、いっちょ世界にかましてこようか。
間もなく、搭乗時間がやって来る。
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