11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/27(木) 22:40:32.62 ID:9tkXviyg0
346はナリもガワもでかくて豪華なイメージあるけれど、中は意外に雑だったりする。
こんな風に人が入らなくなったり使わなくなったりすると、管理の手もすぐ行き届かなくなってそのままになって、
結構ボロいものが普通に放置されてたりとかあるんだ。
一部の部署ではMEがまだまだ現役って言ったらそのアレさがわかるかもしれない。
ブラウン管テレビとかもあったりするからね。油断できない。
12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/27(木) 22:41:40.68 ID:9tkXviyg0
「買い替えどきですかね……あまり使う人がいないので、メンテもしてなかったのかもしれません。
しばらくコンロを使用禁止にしておきますね」
「あ、じゃあこれ入れ終わってからにしてほしいかな。
せっかく火がついたのに食べられなくなるのはちょっと」
「わかりました」
13:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/27(木) 22:42:20.04 ID:9tkXviyg0
6分経って少しのびた麺をすする。んー、なんか長いし、やっぱ多すぎ。口に入りきらない。減る気がしない。
やっぱデカすぎ。ナニもかも、デカけりゃいいってもんじゃないよ。
「ちょっとプロデューサーさんと外回ってきますね」
「あーはいはいデートね。お熱いこって」
14:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/27(木) 22:43:04.61 ID:9tkXviyg0
「……あむ、ずずっ、ずっ、ずーっ……ちゅる、ちゅぷ……んぅ……もぐもぐ」
橘ちゃんと2人きりになった事務所で黙々と食べてるけれど、なんかこう、
だだっ広い空間に2人しかいない上に、BGMが麺をすする音だけというのもなんだかつらいものがある。
テキトーに音楽流したい。
15:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/27(木) 22:43:35.32 ID:9tkXviyg0
「ありすも今日オフ?」
「そうですよ。土曜ですから、今日は寮に泊まりますけどね」
「地元から通ってんだっけ?大変だね。神戸でしょ?」
「ちょっと惜しいですね。姫路です。中学上がるまでは地元から通うという約束でしたので」
「ふーん、そっかぁ」
16:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/27(木) 22:44:58.40 ID:9tkXviyg0
「平日はどうしてるの?」
「5時間目終わりの日はそのまま新幹線に乗ってこっちにきてます」
「片道3時間を!?」
「そうですね」
「帰りどうしてるの」
17:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/27(木) 22:45:56.28 ID:9tkXviyg0
「杏さんは飛行機で来てるんですか?」
「ンフッwwwwww」
あっぶな、変なとこに入るかと思った。
18:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/27(木) 22:46:33.08 ID:9tkXviyg0
「杏はサボるために楽するために全労力を注ぐからね。
楽ができればどんな苦労だって苦行だって厭わないよ。
最小の努力労力で最大で上質な幸福を。
杏がやることはどんなことだって、何もしないで幸福を得るための下準備だよ。
さぼってダラダラすることこそが人生の本質だからさ。
19:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/27(木) 22:47:14.97 ID:9tkXviyg0
そんなんで色々とグダグダ駄弁ってたらあっという間に麺は湯を吸って伸びきり、
盛り上がってしまった。パンパンになっちゃった。
「あーあーあー、ビヨビヨになっちゃった。食べきれないわやっぱり」
「手伝いましょうか」
20:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/27(木) 22:48:20.22 ID:9tkXviyg0
「……あっ」
「……ん」
啜った麺の片方を杏が、もう片方をありすがくわえてる状況になった。わんわん物語か。
21:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/27(木) 22:49:16.50 ID:9tkXviyg0
「……」
37Res/22.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。