過去ログ - 「すみません、脳みそまざっちゃいました。」
↓ 1- 覧 板 20
31: ◆9IiwWr6nW.[saga]
2016/11/22(火) 22:49:42.38 ID:imaWAZC/0
壁の一面を埋める本棚にはCD、DVD、漫画に小説が何の規則性もなく置かれていて
その本棚の前に折りたたみ式のベッドがあって、向かいの壁にはテレビにスピーカー
蓄音機型のプレーヤーになぜかタイプライターと発泡スチロールでできたマネキンの首
壁には随分と古い刀とこれまた妙に古いモデルガンがかけられていた
窓側には何かが植えられているプランナーと、カビだらけで生き物が見えない水槽と何もいない虫かご
以下略


32: ◆9IiwWr6nW.[saga]
2016/11/22(火) 22:50:12.35 ID:imaWAZC/0
一緒に暮らすことで記憶にはない彼女の性格が見えるかとは思ったけども、そんなことはなかった

僕が起きる前に学校へ向かい、帰ってくれば風呂場で僕を殺しにかかる

必要以上のコミュニケーションはとらないし、とってくれない。
以下略


33: ◆9IiwWr6nW.[sage saga]
2016/11/22(火) 22:50:42.32 ID:imaWAZC/0
「どうにもなりませんねえ」

珍しいことに、弱音をはくミズキがいた

「おおよそあらゆる方法を尽くしてはいるんですけどね」
以下略


34: ◆9IiwWr6nW.[sage saga]
2016/11/22(火) 22:51:14.11 ID:imaWAZC/0

「明日は少しお休みしましょうか」

数分経って肉体も回復した僕に、ミズキは言った

以下略


35: ◆9IiwWr6nW.[sage saga]
2016/11/22(火) 22:52:36.70 ID:imaWAZC/0
一か月も放置してしまってすみません
完全に忘れてた状態から続きかいてるので違和感バリバリでしょうけど何とか完結までは頑張ります

36:名無しNIPPER[sage]
2016/11/22(火) 22:55:28.56 ID:sPfFjwNlO
待ってた

37: ◆9IiwWr6nW.[sage saga]
2016/11/22(火) 23:04:10.43 ID:imaWAZC/0
>>36
お待たせして真に申し訳ない
ぶっちゃけ見てくれてた人はもういないかと

38:名無しNIPPER[sage]
2016/11/22(火) 23:23:20.67 ID:8oCaqWvTO
スレタイが破壊力抜群すぎてクリティカルヒットして一撃KOされたww

39: ◆9IiwWr6nW.[sage saga]
2016/11/22(火) 23:40:01.74 ID:imaWAZC/0
「大丈夫ですか？」

「ん、あぁ平気」

「なら、いいんですけど」
以下略


40: ◆9IiwWr6nW.[sage saga]
2016/11/22(火) 23:40:30.51 ID:imaWAZC/0
同じ空間を、ミズキが満足するまで行き来を繰り返して気づけば夕方になっていた

そろそろ帰ろうかと声をかけると、一瞬考えたようにして言った

「最期に、観覧車に乗りませんか？」
以下略


41: ◆9IiwWr6nW.[sage saga]
2016/11/22(火) 23:40:59.56 ID:imaWAZC/0
水族館の横に観覧車はつきものだとは思っていたが、そこの観覧車は一味違った

なにせ売り文句が「日本最古！」である、遠くからならまあいいが、近くで見ると動くのか怪しいほどにボロイ、そのせいで、人もほとんど乗らない

二十数年この町で生きて、水族館にも何度も来た、
以下略


57Res/24.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice