30: ◆do4ng07cO.[saga]
2016/10/31(月) 03:02:07.78 ID:hGb895QP0
詢子「それで、ペアルックとか弁当作ったりしたのは...」
和子「気付いてほしかったから...かな。『私はちゃんとあなたを見てる』『頼りたい時には頼って欲しい』って」
和子「ああいう年頃の子に上辺から言ったところで通じにくいのよ。やっぱり互いに遠慮しちゃうところもあると思うし」
和子「もしかしたら、あの子の抱えてるものは、私なんかじゃ解決できないことなのかもしれない」
和子「でも、相談に乗ることくらいはできるかもしれないから、遠回りだしお節介だとは思ったけど、行動で示せたらいいなって」
和子「...まあ、昨日はあの子に気を遣わせてたことがわかっちゃったし、私もついカッとなってお説教しちゃったし...やっぱり、ダメな先生ね、私」
詢子「...ま、確かにやりすぎだとは思ったけどさ、でもあんたのやったことは無意味じゃないと思うよ」
詢子「最近、まどかからよく聞くんだ。あんたと絡み始めてから、ほむらちゃんの目の隈が薄くなったとか、表情が柔らかくなったとか、肌ツヤも健康的になったとか」
詢子「もしもその子が本当にあんたを疎ましく思ってたら、そうはならないと思うよ」
和子「...そっか。無意味じゃ、なかったんだ」ジワッ
詢子「あ〜もう泣け、泣いちまえ!今日はあたしが受け止めてやるから」
和子「うん...ありがとう」
鹿目家 庭
ほむら「......」
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