過去ログ - 翠星石「キスってどんな味ですか?」
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8:名無しNIPPER[saga]
2016/11/02(水) 23:27:39.54 ID:pYKtIlma0
そんな吐露に翠星石が反応する間もなくその幼い唇を姉の陶器のような肌、その耳へと押し付ける。片割れが意味を理解するまでには若干のタイムラグを要した。それも見越してか己の指をそっと球体である翠星石の手首へと這わせると一度離した唇を、再び耳元へと運び言の葉を紡いでゆく。

「キスの相手は僕じゃ不満かい? ……マスターとの練習でも、代わりでも良いんだ」

そんな風に上目遣いに蒼星石に迫られて戸惑いを押し隠すことすら出来ずに頷くことも突き放すことも選べないままどれほどか時間が流れたかーーもっとも彼女らの時間の概念ほど曖昧なものも無いがーー答えを待つ間にも蒼星石は優しく関節をなぞっていく。彼女の指は軽くひっ掻くように肌を刺激していき翠星石の心を乱していた。


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