過去ログ - 翠星石「キスってどんな味ですか?」
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7:名無しNIPPER[saga]
2016/11/02(水) 23:27:13.99 ID:pYKtIlma0
意地を張り差し出した手を無碍にされたことに腹をたてるでもなく綽々とそんなことまで言ってのける彼女とペアに扱われるからこそ少々子供らしく見られることがあることに気がついていないのか。距離を縮める翠星石はじゃれつくように蒼星石の帽子に手を伸ばす。
「そんなこと言って蒼星石だって頭撫でられて喜んでるのを知ってるですよ! 翠星石はおねーさんですから」
見様見真似で蒼星石の帽子をそっと外すと小さな手で髪をくしゃりと撫でていく。撫でるというよりはさする、という言葉のほうが正しいだろうか。ドールの均整な顔立ちに不釣り合いに髪の毛は逆立っていく。それを意に介さず意趣返しとばかりにそっと蒼星石はそんな姉の頬に触れて囁きかける。
「逆だよ……僕が嫉妬しているのはこんな可愛い姉がお熱なマスターの方さ」
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