過去ログ - 長谷祐樹(27歳)「もうこんな年齢になっちまったんだな」
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20:名無しNIPPER[saga]
2016/11/03(木) 18:01:04.19 ID:fkIS0Oih0
祐樹「藤宮さんか…」

本当久々に思い出したな。
1週間経てば記憶が消える。そんな病に近い精神疾患を持った心を閉ざした女の子だった。
俺は単純に彼女が可愛いと思い下心ありで友達になる事を望んだ。
色々あった。
忘れないために一週間日記をつけさせたり…九条の事でくだらない嫉妬をしたり…。

大学に入ってからか…彼女と疎遠になったのは1週間に1度は遊ぶ約束もしたりした。
しかし互いにサークルに入って俺の場合は遊ぶ金ほしさにバイトにも没頭。
向こうも友達に弁当作ってあげたり生活のやり取りをラインやらメールでやり取りしていたが…
気づけば連絡の数は互いに減っていき、1ヶ月に1度連絡が来るかこないかになった。

そして距離はどんどん離れ互いに連絡をすることは殆どなくなっていたのだ。

大学時代

街中で男女含めて楽しそうに歩いている笑顔の藤宮さんを見た際、なぜかほっとしたんだよな。

祐樹「上手くいってるな、藤宮さん…」

不思議と微笑ましく思えた

友達「祐樹くーん!こっちだよー!早く私達とコンパいこー!」

祐樹「うん、すぐいく!」

幸せそうな藤宮さんを見たのはあれで最後

俺は携帯の機種変更をしたあと藤宮さんにメールアドレスを変更した事を伝えなかった。
正確にはもう伝える必要が無いと思った。実は過疎になり伝えるのを忘れただけ、と言うのが本音だが…
もう既に何か困った事あれば泣きつく相手もたくさんいるだろう。





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