過去ログ - 長谷祐樹(27歳)「もうこんな年齢になっちまったんだな」
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37
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名無しNIPPER
[saga]
2016/11/04(金) 13:25:32.67 ID:05WVGrhv0
―アパート―
香織「わぁ…凄く綺麗なアパートだね!」
祐樹「基本社員寮に近いから家賃は半分会社が負担してくれてんだよ。それよりほれ」
以下略
38
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/04(金) 13:33:50.04 ID:05WVGrhv0
祐樹「なんか飲むか?酒とか」
香織「私、カクテルとかなら飲めるよ」
祐樹「たしか冷蔵庫に先月部長から貰ったチューハイが何缶か…」
以下略
39
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/04(金) 13:48:34.80 ID:05WVGrhv0
香織「長谷君も平気…」
祐樹「俺は正直会うのを戸惑ったぞ。今更あって俺に何かしてやれる事なんてないだろうしってさ」
香織「ううん、こうしてまた話せただけで元気が少し出たよ、ごくごく」
以下略
40
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/04(金) 14:04:36.33 ID:05WVGrhv0
祐樹「好きな人が居るって口実を作って上手に断ったとかか?」
香織「…」
藤宮は下を俯きながら俺に向かって指をさした。
以下略
41
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/04(金) 14:18:05.68 ID:05WVGrhv0
香織「私の記憶を取り戻してくれた大切な長谷君…私はね、本音で言うと長谷君と何時だって恋人になれるし長谷君はどこにもいかないって思い込んでたの」
祐樹「想像力豊かだな。でも人間ってのは変わってくもんだよ。俺だって変わったと思うし藤宮だって変わった…そうだろ?ずっとそのまま、永遠なんて絶対無いんだよ。世の中そんな都合の良いように世界は作られてないよ。俺は27年間生きてきてそれが十分に解る」
香織「私は…変われるのかなこれからの人生…」
以下略
42
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/04(金) 14:29:11.43 ID:05WVGrhv0
祐樹「その…まあ…今まで何も気づいてやれなくて、助けてやれなくてごめんな」なでなで…
香織「長谷君…長谷君…ひぐ…ぐす…」
藤宮は大粒の涙を流しながら俺に抱きついてきた。
以下略
43
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/04(金) 14:34:33.30 ID:05WVGrhv0
祐樹「さっぱりしたろ?」
香織「ふぁい…」
顔を真っ赤にしながら下を俯いてうなづく藤宮
以下略
44
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/04(金) 14:48:14.14 ID:05WVGrhv0
仕事が忙しくメールの返信が遅れるとぷんすかしたり仕事終わりに迎えに来ることも増えたりし、ひやひやする事も多くなったが
それはそれで楽しいと思えるようにもなった。
祐樹「あれ、立場が昔と逆になってね?」
以下略
45
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/04(金) 16:19:45.52 ID:05WVGrhv0
二人で遊びに行く際は向こうから積極的に手を繋いできたりした。
同僚や部下の女とたまたま鉢合わせた時はふくれっ面になったり一緒に居て退屈しない。
帰りが遅い日はアパートの入り口でずっと待っていたりする事も多くなったから合鍵を渡したりもした。
以下略
46
:
名無しNIPPER
2016/11/04(金) 23:44:40.50 ID:05WVGrhv0
ここからが分岐点です…
ネタバレをすると優しいENDですが分岐点からヤンデレルートもご希望ならお書きしますがいかがしましょうか?
47
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/05(土) 00:12:20.30 ID:UL8lWuon0
九条の経営する喫茶店
九条「よういらっしゃい」
祐樹「よう、相変わらず繁盛してるな」
以下略
48
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/05(土) 00:20:21.48 ID:UL8lWuon0
祐樹「仲良し夫婦だな、それに芹澤さんの腹…」
九条「ああ…もう少ししたら店休んで貰うよ、体壊して流産されたらたまったもんじゃないしな」
舞子「名前まだ決まってないけど…赤ちゃんが居るんだ。私のお腹」
以下略
49
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/05(土) 00:25:42.52 ID:UL8lWuon0
祐樹「こんど藤宮と二人で来るとするよ」
九条「お前…香織とあったのか…」
祐樹「あぁ、色々と大変だけど今彼女とまた付き合い始めてるよ」
以下略
50
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/05(土) 00:31:41.00 ID:UL8lWuon0
―アパート―
祐樹「今日もくたくただ…ってあれ。鍵が開いてる、藤宮の奴きてるのか」
ガチャ
以下略
51
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/05(土) 00:34:41.51 ID:UL8lWuon0
香織「私も祐樹君って呼びたい…」
祐樹「君はいらねーよ」
香織「祐樹ちゃんは?」
以下略
52
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/05(土) 00:39:42.32 ID:UL8lWuon0
数分後
香織「」ドヨーン
祐樹「一人暮らししてりゃ嫌でも自炊能力は身につくもんだ…気にすんなって…人間は失敗から学ぶもんだからな」
以下略
53
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/05(土) 00:44:50.18 ID:UL8lWuon0
祐樹「工程すっ飛ばしすぎてるけどな…」(修正)
香織「偶然かもだけど…私は嬉しい」
祐樹「そうだな。俺も昔を思い出して嬉しいよ」
以下略
54
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/05(土) 00:51:23.61 ID:UL8lWuon0
休日は香織と二人で出かける事が多くなり
将吾夫婦や九条夫婦にも目撃されたり会社のメンツにも目撃されたりで
香織との関係を隠す事がもはや出来なくなっていた。
以下略
55
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/05(土) 00:53:54.72 ID:UL8lWuon0
そして…
香織「んー祐樹君、私短期でパートしよっか?」
祐樹「いいよ、香織は家を守ってくれりゃそれで…」
以下略
56
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/05(土) 01:00:16.68 ID:UL8lWuon0
分岐点でヤンデレルートも確保してますが希望でしたら書きます。
とりあえずこれで完結です
57
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/11/05(土) 01:01:45.56 ID:V91wDR/zO
俺はこれでいいけどな
乙
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